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ネコを迎える
はじめてネコを家に迎えるときには何を用意したらよいのやらとあたふたしてしまいます。ペットショップに出かけてもグッズの種類が多く、いざ購入という段階で迷ってしまうことも多いでしょう。少しでも時間の節約ができるかと、私たちがで使っている物や考えをまとめてみました。
ネコトイレ 【48cm×38cm位の大きさで、三方が高くなったものがよいでしょう】
ネコ砂 【様々な種類があります。しっかり固まるものや、色の変わるものがお勧めです】
キャット キャリアー 【ネコを運ぶときに必ず必要になります。プラスチック製や布製などがあります】
ネコのオモチャ 【飲み込んだりしないような形や大きさのオモチャを選んでください】
食事 【主食はプレミアムフードのカリカリ タイプがおすすめです】
食器 【重量のあるお皿で、フード用とお水用の2つが必要です】
爪とぎ器 【必ず必要です。ダンボール製のものが使いよいでしょう】
爪切り 【子ネコのうちから爪切りを躾けます。ネコ用の爪切りハサミが必要です】
グルーミング 【金属製のコーム(櫛)を使って、コート(毛)を整えます】
シャンプー 【ノルウェージャン・フォレスト・キャットは適度な間隔でシャンプーが必要です】
ケージ 【絶対に必要とはいえないですが、あれば必ず役に立ちます】
コロコロ 【ネコたちとの共同生活では必需品です】
充電式掃除機 【何時でもすぐに使え、簡単に持ち運べる充電式掃除機はかなり便利です】
毛球 【子ネコは毛球を吐きませんが、長毛ネコはいずれ吐くようになります】
ネコトイレ
特徴をもった様々な種類が販売されており、電動式でお掃除までしてくれるものまであります。 わたしたちが使っているのは奥行き48cm×横幅38cmくらいの大きさで、三方が衝立のように高くなっています。 ネコがトイレをするスタイルもさまざまで、驚くほど砂を撒き散らす子もいます。 こんなときにはこの衝立が砂の飛び散り防止に役立ちますし、 去勢したネコでもスプレーではないのですが、何故か立ったままオシッコを後ろにとばすときがあります。 衝立のないものより少し値段は高くなりますが、初めから衝立付を選んでいるほうが無難でしょう。ケージを使用するときは、ケージ内にもネコトイレが必要です。 そのときは小型の40cm×28cmくらいのものを置くとよいでしょう。
アイリス 掃除のしやすいネコトイレ全体を覆うようなカバーが付き、ネコがドアーを押し開けて入るタイプもあります。ネコトイレのお掃除をこまめにしなくてもお部屋に臭いが漏れるのを防げるのでしょうが、このタイプのトイレはオープンタイプのものよりもっと丁寧にお掃除をしてください。お掃除をしていないトイレの中はとんでもなく臭く、 匂いに敏感なネコちゃんにとっては地獄でしょう(・・・と思っているのですが)。オープンタイプのトイレではお部屋が匂ってとお考えでしたら、消臭効果の高いネコ砂に変えてみるのがよいでしょう。ネコちゃんの匂いを嗅ぎ分ける能力は、 あなたの数万〜数十万倍であることをお忘れなく。
※ ネコトイレにスノコが付属したものもありますが、固まるタイプのネコ砂を使用するときは取り外したほうが良いでしょう。
ニャンとも清潔トイレ 多頭飼いや、ネコだけにしておく時間が長いようなら、花王の「ニャンとも清潔トイレセット」 がお勧めです。 オシッコが重量感のあるペレットを通り抜けて、ネコトイレの専用脱臭マットが吸いとります。わが家では2匹のネコが ベッドルームで愛用していますが、 1週間ほど専用脱臭マットを取り替えなくても大丈夫です。ネコトイレを全部で6台置いてありますが、 たった1台であってもオシッコの掃除を1週間しなくてもよいのは大助かりです。このタイプのものであっても、 全部を覆うフードの付いたものは臭いがこもり始めても 分かり難く 、普通のオープンタイプのネコトイレよりさらに 頻繁に点検をする必要があるのはいうまでもありません。
ネコ砂
ネコ砂は様々な種類が販売されていますので、 どれを買ってよいのやらと思案に暮れることでしょう。 それぞれに特徴があり、長所も欠点も併せ持ちますので、これさえ買っておけばOK!と推薦するのは困難です。 選択肢が多いことは良いことなのですが、 いざ買おうとすると一体どれを買ったらよいやら売り場で立ち往生してしまいます。
トフカスK 「おから」を主成分に作られたネコ砂がありますが、適度な重量感があり、飛び散り難いので気にいっています。また小さく堅く固まるので、 紙砂より消費量がずいぶん少ないように思えます。欠点は銘柄によっては「おから」臭の強いものがありますので注意が必要です。 もっとも購入するときに袋を破って匂いを嗅いでから買うわけにもいかない・・・・。
わたしは「トフカスK」というのを使っていますが匂いも気になりませんし、粉も出ず、よく固まるなど大変気にいっています。 唯一欠点は少々値段がお高い・・・・。
紙砂 スーパーブルー おから以外にも鉱物系、木系、紙系などの材質のネコ砂があります。紙製の砂では水がかかると白いペレットがブルーに変わり、即座に固まるタイプがあります。 固まったオシッコ玉やオシッコが付いたペレットはブルーに発色しているので、すぐに見つけることができます。 取り残しても色がブルーのペレットは時間が経っても簡単に見つけることができ、それを見つけて取り除けば、 備わっている脱臭効果と合わせてお部屋の中にアンモニア臭が広がることはほとんどありません。欠点はペレットが軽く、 ネコがトイレから飛び出すときに一緒に外に散らばってしまうので、面倒ですが飛び出したペレットは拾い集めて元に戻しています。
オシッコ玉に固まるとはいえ、こまめに取り除いておかないと、次に入ったネコのご機嫌が悪いときには思いっきりかき混ぜ、 オシッコ玉がつぶれて散らし鮨状態になりますのでご用心!散らし鮨のようになったトイレからブルーのペレットだけを拾い集めるのは何かわびしく悲しい。 くれぐれもトイレのお掃除を忘れず、こまめにしてあげてください。
キャット キャリアー
ネコを運ぶための必需品です。キャリーケージやキャリーケースといわれるプラスチック製の頑丈なものや、 布製のバッグ形式、さらには「Louis Vuitton」のような超有名ブランドのものなどさまざまな種類があります。 病院に連れて行くときに必要になります。ワンチャンのように抱っこして連れて行くのは止めたほうが無難です。
必ず蓋が必要で、ワンチャン用には首だけ出せるようになったものもありますが、 蓋が無いとネコは飛び出します。何かに驚いて「本当のパニック」になってしまったネコは、たとえ愛ネコといえども危険で、 素手で扱うことはできないと思ったほうがよいでしょう。 怯えて飛び出そうとするネコを抑えるのは難しくもあり危険です。
プラスチック製のキャリーケージのサイズは、メインクーンなどの大型ネコ種や ノルウェージャンのかなり大きい成ネコでない限り「S」サイズで良いでしょう。少し小さ目のほうが、居心地がよさそうにしていますので子ネコ用として「S」を使用しておき、 十分に大きく育ち、「S」サイズでは小さすぎると感じてから改めて「M」サイズを購入したほうがよいように思います。もっとも病院などに行くときに、 少しくらい大きくても我慢ができるのなら最初から「M」サイズでもよいのですが・・・・。
ネコのオモチャ
先端にリボンや鳥の羽根、ウサギの毛などでヒラヒラするように作られたものが付いているオモチャです。消耗品でいくらでも要るでしょう! その他にボール状のものも良いと思いますが、小さなボールよりある程度大きなほうが行方不明にならず良いでしょう。
ワンチャン用のボールなどは少々重すぎるようで、毛糸に軽い詰め物をしたものの方が良く遊びますし、 くわえて持ってきて「遊んで〜遊んで〜」というようなことになるかもしれません。 ALEXはウサギの毛でできたネズミのオモチャを投げてやると、もっと投げてほしくてくわえて持ってくるようになりました。 それが延々と果てしなく続きますので、狸寝入りでもして誤魔化さなくてはならないほどです。訓練しだいで、手を野球のバットのように使って、ちゃんとこちらに打ち返してきたり、手でキャッチするようにもなりますよ。ボールなどに鈴が付いているものがありますが、 鈴はちぎって飲み込むおそれがありますので取り外しておいた方が安心です。
食事
ネコ用プレミアム ドライフード(カリカリ)を与えてください。ネコ缶を与えるのであれば、 「総合栄養食」と書いてあるものを一日量の3分の1程度にしておいたらよいのではないでしょうか。主食はあくまでプレミアムフード(総合栄養食) のカリカリにしておきます。カリカリをちゃんと食べることを条件に、ウェットフードも食べさせるのなら水分の補給にもなって、より良いかもしれませんね。
ご自分で調理をするのが愛情いっぱいで良いと考えがちですが、ネコの必要とする栄養素と人間とはまったく異なり、 我流で調理をすると栄養の偏りからネコが病気になるおそれがあります。 また、ネコ用調理法を勉強されたとしても、柔らかいフードでは歯石が付きやすく、歯肉炎の原因になります。 ドライフードでも歯石は付きますが、柔らかいフードに比べると付くのが少ないでしょうし、 歯石を積極的に予防するためのドライフードも販売されています。 ネコのためを考えるのならカリカリ プレミアムフードを主食としてネコの体と歯の健康維持に努めてください。
もちろん手作りフードやウェットフードを否定するわけではありませんので、時々与えるのは良いと思います。 ただネコちゃんが特殊な餌だけを好む癖はできるだけ避け、一般的に手に入れることのできるフードを心がけたほうが、 万が一の入院や、ホテル預けの時に辛い思いをさせないで済むでしょう。
何事にも例外があります。FLUTD(ネコ下部尿路疾患) と診断された場合などで、多くの水分をとらせて排尿量を増やす必要があるときなどは、ネコ缶(ウェットフード) がネコに多くの水分を摂取させる有効な手段となります。 カリカリだけを食べているネコにネコ缶などの軟らかい餌を与えてもなかなか食べてはくれません。 逆にネコ缶を主食にしていると、いきなりカリカリを食べさせようとしてもプイッと横を向かれることでしょう。 時々はタイプの異なる餌や銘柄の違う餌を与えて、どんな餌でも食べれるようになってくれるのが理想なのですが・・・・・人の子より手がかかる!
食器
厚手のステンレスでできた重量感のあるお皿がよいでしょう。ステンレスではあじけないと思われるのでしたら陶器でできたものも数多くの種類が店頭に並んでいます。 もちろんキャットフードを入れるお皿と、お水を入れるお皿の2つが必要です。
餌用と水用とも同じ大きさでもよいのですが、 面白いことに水飲み用は大きいほうがお気に入りになるようでよく水を飲みます。もっとも、 普通の大きな器を使うとひっくり返す恐れがありますので、犬用の底部が大きなものか、 ケーキを焼くときに使う、底が平らなステンレスの器を使うのが安全でしょう。
爪研ぎ器
ペットショップに売っているごく普通のダンボール製でいいのですが、しっかりと目の詰まった「爪とぎ器」を用意してください。 ネコの仕草が爪を研いでいるように見えるので「爪とぎ」といっていますが、実際は爪を研いでいるのではなく、 爪の先が程よく引っ掛るもので古くなった爪の表皮を剥がして、中から新しいとがった爪を出しているのです。 マタタビ付などもありますが、子ネコにはマタタビなどは必要ないでしょう。
しつけ方はそれほど難しくはありません。 家具やソファーなどで爪を研ぐしぐさをしたときは必ず「ダメッ」などと声で叱って 「爪とぎ」まで連れて行き、手(前足)をつかんで爪を研がせます。てこずる子もいますが、ほとんどは簡単に覚えてくれます。
爪切り
切らないネコの爪は凶器です。まるで針の先のように鋭く尖ります。 ネコが人間を傷つける気がなくても、その鋭い爪先で何針も縫うような傷を負わせてしまうことになります。 ネコの爪とぎで爪先が丸くなるのではなく、古い爪鞘をはがし落とし、新鮮な鋭い爪を出すだけですから人の手で切るしかありません。
爪切りは子ネコのときからの躾が必要です。 予防接種などで病院に連れて行くときなど、他の人と接するときには爪を切っておくことがネコ飼いとしてのマナーですし、 シャンプーをするときにも必ず爪切りは習慣にしましょう。もし躾ができていなくて嫌がるときは、肉球のモミモミや 指の間を揉むようなことを日常的に行っていると、爪を切るときにも嫌がらなくなるでしょう。
「爪切り」はペットショップや病院でネコ用として売っている小型のものを使います。 人間用の爪切りはネコの爪を割ってしまうこともあるといいますし、なにより使いにくいでしょう。 ペット用の爪切りにはハサミ式とギロチン式がありますが、わたしはシンプルな小型のハサミ式を使っています。 ネコの指先を押さえると爪がにょきっとでてきますが、よく見ると爪の中にピンクの円弧状のものが見えると思います。 ここには神経も血管も通っていますので、ここを切ってしまうと血も出ますし痛がりもしますから、 この部分を避けてそれより先をカットします。
心配であれば健康診断を兼ねて病院に行き、先生に教えてもらうといいでしょう。 爪をカットするのは手(前足)だけでよいと云われているようですが、室内だけで遊んでいるネコは後ろ足もかなり鋭い爪になります。 外ネコは爪を切らなくても磨耗しますが、室内ネコはカーペットやウッドフロアーを走り回るだけなので、後ろ足の爪も鋭いままです。 手(前足)の爪と同じくカットしておきましょう。
グルーミング
ノルウェージャン・フォレスト・キャットのコート(毛)を整えるのに使用するグルーミング用品は金属性コーム(櫛)だけでいいでしょう。私たちのキャッテリーでは、コーム以外のブラシやネコ用スリッカーなどは使用していません。コーム(櫛)を使ったグルーミングも、爪切りと同様に子ネコのときからの躾が必要で、 成長してから急にコームを使おうとしても断固たる抵抗にあう恐れがあります。子ネコのときからグルーミングをしていると、 嫌がることなく自分からここをしてという仕草で目を細めて気持ちよさそうにしています。
ノルウェージャン・フォレスト・キャットはガードヘアーとアンダーコートがたっぷりしていることに特徴も良さもありますので、 それらを損なわないように気をつけます。短毛ネコ種のグルーミングのようにブラッシングをするとガードヘアーが抜けてしまいますし、 抜け毛が多くて困るとばかりに「ネコ用スリッカー」でガシガシしてしまうとアンダーコートがなくなってしまいます。 「ネコ用スリッカー」を使わないか、使うにしても必要最小限にして、できるだけ金属のコームだけでグルーミングをするのが無難です。コームは毛の流れに逆らわないように、 そして静電気の発生を抑えるためにゆっくりと通すようにします。できるだけ朝と夕の一日2回は抱っこして、グルーミングをするとよいでしょう。
換毛期(春と秋)に抜けた毛はそのシーズンがすぎると自然に増えてきますが、 無理やり抜いてしまったら簡単には元には戻りません。尻尾などをブラッシングやコームの入れすぎで抜いてしまったら、 一年は元に戻らないかもしれません。コートがなくなって細くなってしまった尾を見ながら、 ゴメンネ、ゴメンネと一年ほどネコちゃんに謝らなくてはならないでしょう(体験談)。
シャンプー
シャンプーは賛否両論でネコ種によっては不要な場合もあるかもしれませんが、少なくともノルウェージャン・フォレスト・キャットはシャンプーが必要です。 コームを使ったグルーミングの際に、お尻から尾にかけて、もつれた毛に引っ掛ったわけでもないのにグッとくる抵抗があり、 コームのとおりが悪いときはシャンプーの時期がきているのかもしれません。尾の付け根辺りから中ほどまでをコームで左右に分けて脂が出ているかどうかを確認します。 左右に分けられた毛にてらてらと光る脂が見えたり、その箇所を手でなぜると手に脂が付いたりするので簡単に分かります。 成ネコになってくると、ネコによる個体差はありますが大なり小なり脂は出てきます。
シャンプーに慣れさすため、子ネコのうちから水遊びをするようにシャンプートレーニングをします。 子ネコに使うシャンプーは刺激の少ない上質なものが必要で、それをさらに規定以上に希釈して使います。子ネコにはリンスは特に必要では無いように思いますが、 リンスをするのであれば説明書に書いてある濃度よりかなり薄くします。シャンプー剤としての質が良く分からない製品や、 人間用シャンプー剤しかないのでしたらシャンプー剤は使わず、お湯だけで洗うほうがよいでしょう。 人間用シャンプーは眼に入るとかなり“しみ”ますので避けたほうが賢明です。子ネコが嫌がるようならすぐにやめて遊びに切り替えます。 乾燥はドライヤーを使いますが、これもドライヤーの音や風に慣れさすためですから、決して無理強いをしないようにしてください。 子ネコは汚れることも少ないですし、脂が出てくることもありませんがシャンプーに慣れるように躾けておけば、 大きくなってからいきなりシャンプーをして大暴れをされるといった心配もなくなるでしょう。
シャンプー剤はもとより、リンスも徹底的に濯いでください。 折角シャンプーをしたのに何故かフケが出ると感じられたら、それは濯ぎが不十分でシャンプー剤かリンスの成分が肌に残ってしまったと思われます。 リンス後の濯ぎをチェックするには、お湯をはったタライなどにネコの体を浸け、その中で皮毛を揉むようにします。 リンスの成分が残っていると、うっすらと幕を張ったようにリンスの濯ぎ残しが浮いてきます。その場合はもう一度濯ぎなおしてください。
何度シャンプーをしても水に慣れなくて嫌がる子もいますが、 それでもシャンプートレーニングをしない子よりかなり楽になります。シャンプー剤やリンスは「プロフェム」、「 ラファンシーズ」、「Jerob(House of An-Ju)」、「ZOIC」、「エルピック」 「F1R2」などの製品から必要なものを選んで使用しています。
ケージ
手入れを考えてブラスチック製の2段ケージを使っていますが、 金属性でもそれほど変わらないでしょう。このケージに入れたままで飼うのではありませんよ。あくまでネコちゃんの個室です。
注意することは棚の高さと、指を挟んだりしないかのチェックです。 子ネコにとって段差が大きいようならホームセンターで購入できる木材などで、楽に上り降りできるような棚を自作して取り付けてください。 金属ケージでは、ドアーを開放したときに、ケージ本体とドアー部分とに子ネコの手(前足)が挟まるような隙間があるものが見受けられます。 とくにドアー上部がカーブを描くようなデザインの場合、手(前足)がごく自然に隙間に嵌まり込み、 挟まってしまうとネコ自身では外すことのできないような危険性があります。人がいるときは痛がるだけ済むかもしれませんが、 家人が外出しているときにそのようなことが起きると大変で、取り返しのつかないことにもなりかねません。 購入の際には価格やデザインだけでなく、安全性にも気をつけて購入してください。
窓を全開にして換気やお掃除をするときは、キャリーケージに入れておくのも方法の一つですが、 やはり専用ケージがよいと思います。就寝のときは、ネコちゃんもこの中で休むのも安眠のためにはよいでしょう。 抱っこして、一緒のお蒲団で寝るのもいいのですが、就寝前に十分遊んであげて、寝るときは人とネコがそれぞれのテリトリー でゆっくり休むのもよいと思います。 ケージ内にもネコトイレが必要ですが、そのときは小型の40cm×28cmくらいのものを置くとよいでしょう。
ネコは人が考えるほどケージを嫌がりません。 それどころかネコにとっては安心できるシェルターで、怖いことがあってもここにさえ逃げ込めば安心できる場所なのです。 さらにハンモックなどを用意してあげれば喜んでそのハンモックで寝ています。 ネコ用ハンモックはペットショップには置いていないようですが、 CFATICA などに所属するキャットクラブのショー会場で購入することができますし、自作するのもそれほど難しくはないでしょう。

※ キャットショーはCFATICA の”ショー スケジュール”や”Show Calender”を参照してください。
コロコロ
ネコの抜け毛がなかったら・・・・・と考えてしまいますが、こればっかりはどうしようもないですね。 抜け落ちた毛はどこかで塊になっているか、ふわふわと漂い、床やソファー、衣類に付着します。 床に落ちた毛は電気掃除機をこまめにかけることによって取り除けますが、シーツやソファーカバー、 衣類などの繊維に絡みついたものは電気掃除機だけでは取り除けません。そこで登場するのがネコ飼いにとっての最大の味方「コロコロ」です。 正式名称はなんでしたっけ?
リビングとベッドルームに一個ずつと玄関にも一個おいてあり、気になると何時でもコロコロ できるようにしてあります。ネコが一匹だけでしたらこれだけあれば十分でしょう。ネコも数匹となってくると、 ネコの遊び方も一匹のときとは大きく異なってきます。大運動会を毎日開催しているようなもので、追いかけられる役をするネコと、 追いかけ役とが、まるで申し合わせたように入れ替わりながら走りまわるのです。適当に遊ぶと、全員がハァーハァーいいながら体を休め、 さらなるラウンドへ突入! ・・・・勿論こうなると運動量に比例して、それなりの抜け毛が空中を舞うことになります。
表面がスムースな繊維のソファーカバーやシーツなどの抜け毛取には「ネコ用スリッカー」 が大いに役に立ちます。「ネコ用スリッカー」で大まかに毛を取っておき、それから「コロコロ」を使います。最初から最後まで 「コロコロ」で掃除をしていると、大変な量の「コロコロ ロール」が必要になってしまいますので、節約のため「ネコ用スリッカー」を役立てています。
充電式掃除機
小まめに電気掃除機をかけていても、 階段の隅や思わぬ場所にあるのが綿埃のようにふわふわと塊になった毛です。 前日の夜に掃除をしたのに朝になると掃除をしたはずの場所に落ちています。 電気掃除をコンセント差し込んで掃除をすればいいのは分かっているのですが、分かっていてもできない!
そんなときに役立つのが充電式掃除機です。ベッドルームで充電をしているのですが、朝起きるとこれを手にもって台所などに移動します。 そうして見つけ次第、毛の塊を吸い取っていくのですが、2階から1階に降りる階段の隅には必ずといっていいほど毛の塊があります。
見つけ次第とっておかないと、ここにあったはずと思って後になって行ってみても見つかりません。 蒸発するはずはないので、どこかに紛れ込んでしまうのでしょう。見つけ次第にとる!ネコ毛の掃除の鉄則です。あそこの家に行くと、 ネコの毛だらけになるから行くのはイヤ、などと言われないためにも、またネコちゃんの名誉のためにもお掃除はがんばりましょう。
毛球
ネコは匂いを消すため体を舐めて綺麗にしますが、長毛ネコの場合は短毛ネコに比べて抜けた毛が毛球となって胃に多く溜まります。そうなると食欲が落ちたり、 吐こうとするのですが慣れない間は胃液だけしか出なかったり、出したい毛球が出ずに食べたばかりのフードだけを吐いたりします。
毛球を吐きたいのに吐くことのできない様子を見るのはつらく、何とかしてあげたい気持ちでこちらも苦しくなってしまいます。 そんなときに役に立つのはペットショップで売っている「ネコの草」です。ネコも本能で分かっているのか、吐きたそうにしている時に 「ネコの草」を買い与えるとちゃんと食べます。この草は生育が早く、あれよあれよという間にかなりの長さになってしまいますので適当にハサミでカットします。 勿論切り取った葉の先の部分も与えれば食べてくれます。
別の方法として「ペトロモルト」や「キャットラキサティブ」という商品名で販売しているチューブ入りの補助食品?があります。 ネコちゃんのウンチがコロコロしていることが条件ですが効果があります。 軟便のネコには与えないほうがよいでしょう。箱に書いてある注意書きをよく読んで使用してください。 特に注意する点は倍量与えると便秘の時の下剤用にもなるくらいなので与えすぎないようにしてください。
毛球対策用のキャットフードも売っています。我が家のネコたちは何故かHill‘s サイエンス・ダイエットの「ヘアボール・コントロール・メンテナンス」 が大好物で、他のフードに混ぜて出しても、上手にこのフードだけを選んで食べています。嗜好性が高く、 他のフードを食べなくなるかと心配で、時々しか出していません。しかし効果はありますので「ネコの草」 や補助食品はちょっとと考えるなら毛球対策用キャットフードを用意しておくのもよいでしょう。
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